舞踏馬鹿の独り言
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
≪ 吸い間7チラシ用文章 | | HOME | | 【吸い間5チラシ用文章】 ≫ |
特に鍵をかける習性のない私の体に
ズカズカと土足で入り込み、
勝手に名札を貼ったり
よく分からない
仕掛けをしていく者達が
ひっきりなしにいる。
思い起こせば
視線の欲望と
茫漠とした皮膚感覚と内臓感覚と
くらいしか
知らない頃からそうだった。
何も言えず、
ただ漠然と眺めているしか術の無い私に、
お前が何もできないから
俺達がやってやってるんだと
切る様な視線を流し、去ってゆく。
私は自然なままから始めたかった、
少なくとももう少し素直でありたかった、
粉が舞い散る機械音の中に
静かに沈む
命の呼吸をする死体に
すがりつき、
抱きしめる、
抱きしめる、
抱きしめる、
お前こそ生きるべきだったのに、
お前こそ生きるべきだったんだよと。
≪ 吸い間7チラシ用文章 | | HOME | | 【吸い間5チラシ用文章】 ≫ |