舞踏馬鹿の独り言
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私の最も古い記憶は
母の営んでいた美容院の片隅のベットに
いつも寝かされていて
様々な人達がひっきりなしに覗き込むのだが
私はあまりその人達に興味は持てず
ただただ窓から差し込む陽の光りを見続けていた
その光りは今見る光りよりも遥かに強く輝いていて
一日中私は光りの粒子に包まれ抱かれて
その彼方を遠く拡散しながら追い求めていた
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